サマーゲレンデで一日滑るとどれくらい板は傷つくの?セカンドボードや使い古したボードで滑るべき?サマーゲレンデ専用の板を買うべき?
私自身もサマーゲレンデで滑るまでは自分の板がどれくらい傷つくのかわかりませんでした。噂では、摩擦熱で板に穴が空くとまで言われていました。
ということで実験してきました!
結果としては思ったより傷つかなかったです!
ということで今回は、山梨県にあるふじてんのサマーゲレンデで一日滑ったら板はどれくらい傷つくのかを画像付きで解説します。
■ふじてん サマーゲレンデのスペック
山梨県にあるふじてんからは富士山もはっきり見えて良いゲレンデです。とういうことでまず始めに、今回板の傷つき具合をテストしたふじてんサマーゲレンデのスペックを記載します。
- 全長:300m
- 全幅:20m
- 最大斜度:15°
- 平均斜度:12°
スペックだけを見えると全長300mで平均斜度が12度ということで、初心者コースだということがわかります。なので滑りごたえがないようなイメージを持つかもしれませんが、しっかりと目的意識を持って滑れば十分な距離です。
ロングターンで言うと6〜8ターンくらいの距離です。
今回テストしたきの条件は、くもりで水の散布は普段より多かったそうです。(YONEXライダーのキャンプが同時に行われていたからでしょう)なので、条件としては通常よりも多少良いコンディションでのテストです。
なので、これから見せる滑走面の写真はベストケースということで考えて良いと思います。
■滑走前の板の状態
割ときれいに使っていたので特に大きな傷はないです。今回使用したボードはYONEXの4XPというモデルです(かなり古いですが)。ワックスはレスキューワックスの無双という種類を塗っています。その上から以前の記事で紹介したワックス(サマーゲレンデでも雪と同じ感覚で滑れる!驚異のワックス!)を塗っています。
■一本滑った後の板の状態
それでは、次に一本滑った後の滑走面の状態の画像です。
エッジ付近に付着物があるのが見てわかります。これはブラシのかすだと思われます。よく見るとブラシの緑の色であることが分かると思います。一本滑ってこの状態です。
滑走面に大きな傷などはありませんでした。あくまでエッジ付近にブラシのカスが付着する程度です。ちなみにこのカスは手でこすっても落ちるものではありませんでした。取るとしたらスクレイパーで削り取る必要があります。
■三本滑った後の板の状態
先ほどの状態から、さらに二本滑った後の滑走面の状態を貼っていきます。ちなみにこの時ワックスの補充などはしていません。
三本滑るとかなり滑走面にブラシカスが付着します。その量はやはり1本滑った後より多いですね。滑った感触も非常に”ひっかかり”が多くなってきて滑りにくくなりました。
ただ、滑走面に大きな傷は見られませんでした。その後、7本までは滑ってみたんですがブラシカスの両はこれ以上は多くなることはありませんでした。滑走面の傷も同様で、特に大きな傷はなく滑り通すことができました。
■帰宅後、メンテナンスすると・・
帰宅後に、ブラシカスをスクレイパーで削り取って、ブロンズブラシで滑走面のクリーニングをした後の画像がこちらです。
パッと見は特に目立つ傷はないですが、よく見るとエッジ付近のワックスが無くなって白っぽくなっています。この画像では判断できないレベルですが。苦笑
ただ、全体的に思っていたほどダメージがなくて一安心です。
■まとめ
今回は、ふじてんサマーゲレンデで一日滑ったら板の状態を紹介しました。結論としては、大きな傷はつかないということになりそうです。ただ、ふじてんで使用しているマットはやわらかい部類のモノなので他のサマーゲレンデも同じとは言えないと思われます。その辺りも今後調査していこうと思います。今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。では、また。
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