カービングするならオガサカ CTとFCどっちが良い?イントラが乗り比べてみた結果・・・。

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「カービングターン用の板を探していて”オガサカ”が良いって聞いたけど、CTというモデルとFCというモデルはどっちがいいの?」

そんな疑問をかつての私は持っていまして、この度かつての相棒CT156からFC160に乗り換えたんで、その乗り味の違いとどんな人に向いているかを改めて書いてみます。

結論から言うと、「CTかFCで”悩む”くらいのスキルの人はCTが良い」ってことですね。

(photo credit: Snowboarder via photopin (license)

カービング系の板で他に有名なのは、GRAYのデスペラードやBC-STREAMのR-2などがありますね。

どちらにしろ「ハンマーヘッド」という形状の共通点があり、カービング上級者はそういった形状の板を好む傾向にあります。

理由としては「谷まわりのとらえが早い」ということがありますね。

また、多くのハンマーヘッド形状の板には「メタル」という振動吸収材が入っていて、高速域のライディングを安定させてくれるます。(もちろん入ってないのもあります。)

なので、それを「売り」にしている板もありますが、正直「メタル」入り、一般ユーザーには必要ないと思います。

メタル入りが売れる要因は、テク選上位入賞者の人が使っているからでしょう。

ただ、これにはマーケティング的な落とし穴があるんですが、テク選上位くらいのスピードで滑る人には「メタル」が入っている必要があるというだけです。

なので、少なくともテク選の本戦に出場する程度のスキルがあって初めて乗りこなせる板だと思います。

それは、「反発」をどこまで使えるかっていうことに関係してくるんですが、多くの人はただ「速く」滑りたいという理由で、固めの板をチョイスしがちです。

「速く」滑るのと、「キレ」のある滑りは違います。

「キレ」を出すなら、板からの「反発」を適切にもらう必要がありますが、メタル入りのボードだと、単純に硬いので、板をしならせにくいです。(もちろんスキル次第ですが。)

そのため「無駄な荷重」で、無理やり板をしならせようとして、変な癖がついてしまう可能性すらあります。

 

で、ここからが本題なんですが、その「キレ」を出すための「しなり」を体感するのに一番適しているのが、オガサカCTです。(*FCではないです。)

これは実際にCTにもFCにも乗っているから言えますが、断然オガサカCTの方が、板がしなるポジションや反発がわかりやすいです。

オガサカCTの方が「気持ちよく」カービングターンができます。

CTはConfort Turnの略で、直訳すると「快適なターン」となりますが、本当に快適ですね。

1日中楽に滑りたい人や、板の性能を引き出した滑りがしたい人は、オガサカFCよりもCTが向いています。

CTは簡単に板がしなってくれて、ターンの推進力へと変えてくれます。

 

一方でオガサカFCはというと、その形状が「”セミ”ハンマー」であるので、CTよりもターン切り替えの「とらえ」は早いです。

そして、フレックスもCTより硬いので高速でも安定します。

ただ、当然ながら板を「しならせる」のがCTよりも難しいです。

板がしなって、かえってくるポジションとタイミングがCTよりもシビアな印象です。

なので、当然ながらFCを乗るのに向いている人は、ガンガンに攻める人です。

休むということを知らずに、部活並みにカービングを極めたい人はFCが良いと思います。

そうでなかったら、CTの方が色々なコンディション(パウダーでもCTは楽しい)で使えるので、楽しい板です。

 

で、冒頭で「CTかFCで”悩む”くらいのスキルの人はCTが良い」と言った真意ですが、FCを買うくらいの人は「試乗会」に行くか、すでにハンマーヘッドの板を乗っているような「目的意識」のある人たちだからです。

 

もちろん、そういった意識がなくてもFCを乗っても良いですが、乗りこなすことができるか?と言ったら疑問です。

 

なので、カービングターンというものをしたくて、板選びを悩んでるくらいの人だったら、迷わずCTです。

また、これからバッジテスト1級やイントラ検定にチャレンジしようと思っている人も、私はCTをお勧めします

 

理由は、CTの方が「キレ」感を演出しやすいのと、色々なバーン状況に対応しやすいからです。

特に、春先に検定を受ける方もいると思いますが、そんなときにFCのようなハードフレックスの板に乗っていると、板がしなる前に雪にうもれます。

なので、板がしならないです。踏んでも雪に埋もれるだけで、ズルズルの滑りになりやすい。

シャバ雪のときは板をしならせて「キレ」を演出するのが難しいんですね。

いつでもハイシーズンの状態で滑れるわけではないですから。

 

実際に、私はオガサカCTでBイントラからAイントラまですべて一発で合格できた理由は、板のフレックスのおかげだと思っています。

 CTは幅広い層の乗り手を成長させてくれる良い板だと思います。

 

あくまで個人的な意見ですが、何かご質問があればコメント等にてお願いします。

 

 

 

 

オガサカの板の他のレビューも書いています。板選びの参考にしてみてください。

>http://kouzo.jp/snowboardlab/category/ogasaka

 

 

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7 件のコメント

  • メルマガの配信をいつも楽しみにしています
    随分と見やすいサイトになりましたね〜只々感謝ですw

    感謝を形に代える訳では無いですが出版された本を購入し応援したいのですが購入方法が出てた回を探せません
    購入方法を教えて頂けませんか

  • 里見さん

    こんにちは。お返事遅くなりすいません。

    お褒めのお言葉ありがとうございます^^

    ありがとうございます。メルマガに登録されているのであれば、僕のコンテンツの案内は配信されているかと思いますが、どうでしょうか。
    (メルマガももう少しブラシュアップしたいとは思っているんですが・・・^^;)

  • お世話になります。
    CTとCT-IZRという板が有りますが、やはりCTの方がオススメですか?
    僕のスキルはロングターンでカービングが出来るようになった程度です。
    173cm72kgなのですが、板の長さはどれくらいがおススメですか?
    よろしくお願い致します。

  • こんにちは。

    CT-izは、CTとCT-Sとの間くらいのフレックスなので、スキルやスピード領域、体重によって変わってきます。

    バッジテスト1級レベル~AイントラレベルであればCTでも十分ですし、
    そこよりももっとテクニカル系の高速でバシバシカービングする滑りなどはCT-izの方が向いているかもしれません。

    また、同じスキルでも体重が重ければ、それに耐えられる板が必要なので必然的に少し硬めのizのがいい場合もあります。

    板の長さですが、「何を目指すか」によって変わってきます。
    ロングターンを気持ちよくクルーズしないのであれば、長さが158以上はあった方がいいでしょうし、
    コブやグラトリをするのであれば156以下の方が取り回しがしやすいです。

  • お返事ありがとうございます。
    CTに161まであるのですが、158と161ではどれくらい変わりますか?
    3センチの違いで迷います。

  • 宮武さんは、現状どの程度のスキルがおありですか?また今後はどのようなスタイル(滑り)を目指していきたいと考えていますか?

  • 今は中斜面でのロングターンが出来るようになった程度です。今後はどんな斜面でもキレのあるカービングターンが出来るようになるのと、バッジテストにも挑戦したいと思います。

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