「バックサイドでお尻が残る」「こどもがトゥーサイドのターンが苦手」への回答

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こんにちは。スノボラボのこうぞうです。
以前、スノボラボの公式LINE@(もしくは「@ytk5763s」で検索)で質問を募集しまして、そのときのやりとりを 載せますので、あなたの上達の参考になればと思います。
 
悩みは「バックサイドでお尻が残る」「こどもがトゥーサイドのターンが苦手」です。
 
では、どうぞ。 
 

(photo credit: Neil. Moralee Getting it wrong 11 via photopin (license)

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*****以下、テキスト*****
 
質問者
はじめして、よろしくお願いします。 
早速ですが質問させていただきます。 
・スノーボード歴 
 15年くらい 
 
・使用マテリアル 
 板サロモンシックステック、バインディングはスーパーフォース 
 
・セッティング 
レギラー、左足28、右足0 
 
・スクール受講歴 
1回、プロのレッスン 
 
・取得資格(バッジテスト等) 
 
・資格がない場合は、滑れる斜度等 
 ゲレンデならだいたいどこでも滑れます。 
 パウダーを求めて山の中も滑ります。 

こうぞうさんの、YouTubeなどはかなり見て、研究しています。 

私の悩みは、カービングでバックサイドのときに、お尻が残ってしまいます。
骨盤を開くイメージで滑っていますが、なかなかうまく改善できません。
オフトレは、バランスデスクに両足を乗せて、骨盤を開く、前を向くイメージトレをしています。 

何かうまくなる、いい方法はありませんか? 
 
もうひとつ、質問があり、子供と早く一緒に滑りたいのですが、 
子供がトゥサイドで曲がれません。どうも板をフラットにする時間が短く、エッジに乗ってカーブしながら転びます。何か子供にいい教えかたはありますか? 
これができると、なんとなく、右左に曲がれる、止まれるようになりそうです。
 
 
 
 
こうぞう
骨盤を開くとはがに股のイメージということですか?
こどもがスノーボードをする場合、セッティングの滑りに影響が大きいです。 
一つはビンディングをトゥーサイド方向にオフセットすることです。

 

質問者
ありがとうございます。言葉だと難しいので、写真を撮りました。

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171001-2
 
上が開けてないとき、 
下は自分では開けていると思っているイメージです。
下の写真でフォームを固めて行けばいいのでしょうか?
 
 
 
こうぞう
なるほど。
骨盤を反時計回りに回すことで、前膝・前足首の回旋も自然にできるかんじなんですね。
んっと、方向性は下ののでも良いと思うんですが、あくまで「引き出しの一種」にしておいた方がいいかと思います。
僕も足首・膝・骨盤を回旋させて滑ることもありますが、ターン後半のちょっとしたキレを出した時や、ショートターンのときくらいしか使いません。
むしろ骨盤を回旋しすぎるとヒールからトゥーサイドんお切り替え時に余計な「ひねり」が体に加わるので、無駄な動きになりかねません。
なので、時と場合を持って使い分けると良いかと思います。
 
 
 
質問者
ありがとうございます。でも、こうしないとずっと横向いていて、お尻が板の外がわになり、かっこ悪い、お尻が残った形になります。 
こうぞうさんは、バックサイドのターンはどのようなことを意識して、形など、滑ってますか?
 
 
 
こうぞう
上の写真でもそこまでおしりがでてるとは思いませんが?
僕はバックサイドの時は、前足でのとらえと重心を置く位置に気をつけています。
 
 
 
質問者
ありがとうございます。もう少し具体的に教えていただけないでしょうか?
前足のとらえ、重心を置く位置について。
 
 
 
こうぞう
前足の捉えは、ノーズのキック部分のソールで雪面を「なぞる」イメージです。そういう動きをすることで、雪面の状況を把握して「ズレの量」を調整しています。
あわせて、斜面に応じて体の重心を置く位置を気をつけています。
特に急斜面ではただ立っているだけでもノーズ荷重になってしまうので、できるかぎりテールの圧を抜かないように意識しています
 
 
 
質問者
ありがとうございます。イメージしながら、オフトレします。
 
こんばんは、最後によろしく御願いします。
こどものスタンスですが、レギュラーです。
爪先側にうまく曲がるには、オフセットするとのことですが、前足も後ろ足も進行方向に出していいのですか?
また、曲がるきっかけを伝えるのにうまく、伝わる方法はありますか?
子供は小学生3年です。
 
 
 
こうぞう
進行方向ではなく、トゥサイド方向に出すですね。
両足共出していいです。それを滑りを見ながら調整していければなおいいですね。
曲がるきっかけを知るためにいい方法は、直径2,3mくらいのロープをこどもの腰にかけて、後ろで補助者が持つという方法もあります。
 
トゥサイドがうまくいかない要因の1つは、「上体を早く動かしすぎ」というのがありますので、「ゆっっくり」上体を回旋させるとうまくいくパターンもあります。
 
ただ、ゆっくり上体を動かすとスピードがですぎてしまうので、腰に巻かれたロープでスピードの調整をしてあげる感じです。
あと、意外に大切なのが板の種類(ロッカーがいい)、メンテナンス状況です。
 
こどもの場合、体重が軽いので体軸を傾けてもその力が中々板に加わりません。そこで、板をロッカー形状のものにすると、こまのように回旋しやすくなるので、それだけでトゥサイドが滑れるようになったりします。
 
また、メンテナンスについても同様で体軸が軽いために、滑走面の状態が悪いとそれだけで滑りにくいです。それは例えるなら、短距離走で足に重りをしてるくらいのハンデがあります。 


なので、一定以上メンテナンスされたちゃんとした板を使うのも大切です。

 

 最後に

ということで、今回の相談は「バックサイドでお尻が残る」「こどもがトゥーサイドのターンが苦手」という2点でした。ヒールサイドが苦手という人は悩み相談を受ける中で本当に多いです。この質問者の方のように、平地でうまくヒールサイドのフォームを再現してそれに沿って理論を構築していくといいですね。

大切なのは一つの滑りに固執するのではなくて、いろいろな滑りの中から、その状況にあった滑りを「選択」することです。

相談者さんは、パウダーにもいくということでより滑りの「引き出し」が必要とされます。パウダーでは単純に板を倒せば滑れるとうい話ではないからです。

なので、いろんな滑りを身につける意識で上達に励んでほしいと思います。

 

また、こどもの滑りに関してですが、大人以上に「マテリアルとセッティングの影響を受ける」という事実を知るべきです。

こどもを教えてて思うのは、良くも悪くも「マテリアルとセッティング」次第です。いい道具、こどもに合ったセッティングだとものの30分で滑れるということも普通にあります。

こどもは大人に比べて体重が軽いため、道具の影響をもろに受けやすいです。

メンテナンスを全くしていない板の場合は滑走面の摩擦抵抗が大きいですが、全然滑りません。

この状況は、例えるなら小学校3年生が50m走のときに足に1kgの重りをしているのと同じくらい大変なことです。

なので、お子さんと一緒にスノーボードに行かれる時は、「マテリアルとセッティング」にも注意を払ってあげてください。

 

 

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