うまくなりたいと思ったらビンディングの調整は必要不可欠ですよね。細かいセッティング調整の場合は、雪山で滑りながら調整をする必要がでてきます。今のオフシーズンでも自宅でビンディングの付け外しをする機会があるかもしれませんが、そのときに+2のドライバーを使うと下手したらネジを壊してしまうんで、+3のドライバーを使いましょう。今回のお話はそれだけです。苦笑
ビンディングのねじを締めるときに使うドライバーのサイズとは?
今、ふとビンディングの調整をしてて思ったんですが、
「実は、ドライバーのサイズが合ってないとビンディングのねじが壊れますよ?」
ということです。汗
普段から調整してる人にとっては当たり前すぎることだと思うんですけど、これから調整したいと思う人にとっては知らない情報なのかなと思いましてブログに書いてみます。
特に、女性で普段はドライバーも握ったことが無いという人は、自分のビンディングを壊さないためにも読んでみてください。
ビンディングのねじは+3のドライバーで締め付けてください。
家庭にあるドライバーは基本的には+1や+2と言われるサイズのものが多いです。
電化製品に使われるねじのサイズがそれくらいだからです。家庭用電化製品で、+3のドライバーが必要なねじはそうそう見ません。
「じゃあ、なぜスノーボードのビンディングは+3のドライバーが必要なの?」
その理由は、ビンディングを締めるときにそれだけ強い力で締め付ける必要があるからです。
家庭で力一杯締め付けなくてはいけない物はそんなにありません。たとえねじが緩んでも命に関わるという大げさなものはないと思われます。(電化製品をアースにつぎ忘れて、、とかは別問題ですけど)
一方で、スノーボードでビンディングが滑っている間に外れてしまったら一大事ですよね。一大事というか命に関わります。なので、より強く締め付ける必要があるんですね。
だから、+3という大きめのねじが使用されています。
で、ビンディングに使われている全てのねじは+3のドライバーで締め付けます。板とビンディングを固定する部分のねじだけでなく、アンクルストラップのねじも+3のドライバーで締めます。
これはものづくりの観点からだと思われますが、それほど締め付けトルクがいらない部位でも+3のドライバーで締める理由は、製造が楽(失敗しにくい)だからです。
+3のドライバーひとつあれば、ビンディングを組み立てられるわけです。工具をいくつも準備する必要がないので楽チンです。
また量産工程でいくつもドライバーを用意すると、人為的ミスが発生しやすいです。+3のドライバーで締めなければいけないところを+2で締めてしまい、ねじ頭をなめてしまう可能性だってあります。
他にも理由はあると思いますが、ものづくりの観点から見るとこういった理由があります。
ビンディングのねじの締め付け方
普段、ドライバーを握らない人は注意が必要です。
ねじを締めるときは押しながら締めるが基本で、
ねじを緩めるときも押しながら回すが基本です。
ねじのサイズとドライバーのサイズが合っていて、上記のポイントさえ実践してもらえれば、ねじ頭を壊すなんてことは無いと思います。
ねじは押しながら締めて、押しながら緩めるのが基本です。
押す力7で回す力3くらいの割合が良いとも言われています。
それほど、ねじを締めるときは押す力が大切です。ねじを壊さないためにも、知っておきたいポイントです。
+3のドライバーはどこで売ってるの?
ホームセンターにいけばどこでも売ってます。
+3やプラス3と表記があるんで、すぐにわかると思います。
もしわからなければ、店員さんに聞けば間違いないです。
一応アマゾンリンクも貼っておきます。リンクのドライバーのように持つところがゴム製だと握ったときに力が入りやすいのでオススメです。
今回は知ってる人にとっては当たり前すぎる内容でしたが、はじめてビンディングを調整する人向けに書いてみました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。では、また。
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