プライベート出産を経験して妻をより愛おしく感じるという話。


「立会い出産後は妻のことを女性として見れなくなる・・・」

 

立会い出産に関してはそんなネガティブな情報もありますよね。

 

ただ、プライベート出産を経験した僕の意見としては、

 

出産前後で明らかに妻(じゅんこ)のことを

以前より愛おしく感じるようになりました。

 

それは子どもが産まれた直後から

はっきりと自分の中で違いが

感じられるくらいです。

 

ということで、今回は

「プライベート出産」と「パートナーシップ」について

僕が感じることをお話しようと思います。

 

はじめにプライベート出産の

基本的なことを少し。

 

 

プライベート出産では、

助産師さんの助けもなく

夫婦二人だけでお産をするので、

当たり前ですが、

夫がこどもを取り上げることになります。

 

 

ただ、厳密な言い方をすると

お産婆さんのように

夫が「主体的」に

こどもを「取り上げる」

必要はないです。

 

 

プライベート出産では、

こどもが産まれようとする力を

信じるお産(だとぼくは思っている)ので、

余計な行動は不要だと思っています。

 

 

お産に関しての最低限の知識は

必要だと思いますが、

いざ本番の時では

体が自然に動く通りに

動かした方がいいと思います。

 

 

 

なので僕がプライベート出産で

したことといえば、

そんなにありません。

 

次のことくらいです。

 

  • お風呂場での出産なので、脱水症状にならないように適度な水分補給をうながす。
  • 低血糖にならないようにフレッシュなジュースを作る
  • じゅんこの頭をやさしくなでる
  • 「大丈夫だよ〜」と声をかける
  • 産まれた後はへその緒を切る(胎盤が出てから1時間後くらいに切った。)

 

これくらいしかしてません。

 

あとは、じゅんこの女性としての産む力と

美空(みく)の産まれる力を

心の底から信じてあげるだけでした。

 

 

基本的に男はお産の時は「無力」です。

 

 

ただ、「無力」だからこそ

できることもあります。

 

 

矛盾しているようですけど、

「無力」を認め、

受け入れると

自然と自分がすべき行動が

見えてきたように思います。

 

 

少なくとも僕は見えてきました。

 

 

もちろん途中、気持ちがゆらいで

不安に思うこともありました。

 

 

でも、じゅんこのクライアントの

助産師の方に叱咤激励されながら

なんとか持ちこたえたという感じです。

 

 

プライベート出産で

本当に大事だと思うのは、

 

 

「パートナーを信じきること」

 

 

だと思います。

 

 

 

奥さんが女性として持って産まれた産む力を

旦那さんがどれだけ信じてあげられるか、

 

 

もちろん事前準備として、

体のケア、食事のケアなどは

必要です。

 

 

それらも必要ですけど、

もっと根底にあるのは

妻を「信じきること」が

できるかどうか。

 

 

 

プライベート出産がうまくいくかどうかは

それにかかっているのかなぁ。と思います。

 

 

 

で、そんな覚悟でプライベート出産を終えると

僕の中である心境の変化がありました。

 

 

よく立会い出産では、

産む現場を見てしまうと、

それ以降、奥さんを「女性」として

見ることができないという

人もいるようですが、

 

 

僕の場合は全く違いました。

 

 

というより、真逆でした。

 

 

陣痛から約15時間を

助産師無しで、「二人きり」で

乗り越えるわけです。

 

 

すんなり産まれてくれれば

いいかもしれませんが、

僕らのケースは

途中、出血もそれなりにしていました。

(お風呂のお湯が茶褐色になって、何回もお湯を変えたくらいです。)

 

 

なので、正直

 

「どのタイミングで

救急車を呼ぼうか・・・」

 

 

と思ったときもありました。

 

 

でも、

「じゅんこが諦める前に

僕が諦めてどうする。」

 

「じゅんこを信じきることが

僕ができる最大のサポートだろ」

 

と自分自身に言い聞かせたところもあります。

 

なので、本当にギリギリの

ところまで我慢したという感じです。

 

 

お風呂でのお産なので、

陣痛が本格化してから

じゅんこはほとんどお風呂に

入っていました。

 

時間にして、10時間以上は入っています。

 

 

なので、

後半はさすがに体力の限界が

近づいているのは

明らかでした。

 

 

そんな状況でも

最後まで自分たちを

信じ切って、

美空が産まれてきたんです。

 

 

その瞬間は

今思い出しても

涙が溢れてきます。

 

 

「よく産まれてきてくれた・・・」

 

 

正直、ほっとしたというのが本音です。

 

 

でも、そうした苦難を

二人きりで乗り越えたせいか

産まれた後のじゅんこに対する

見方が変わったんです。

 

 

表面的にどうこう変わったいう話ではなく、

もっと根底の部分のつながりが

強くなったように思います。

 

 

もちろん、前からじゅんこのことは

好きですし、最愛のパートナーだと思います。

 

 

でも、出産を機に

もっと根底の地下深くの部分での

「つながり」を感じるようになったんです。

 

 

それは「女性」としてでもありますし、

一人の「人間」としても

両方あるように感じます。

 

 

じゅんこと出会ってから3年くらいが

経とうとしていますが、

今が一番好きですし、

愛おしいと感じます。

 

 

これはきっと

「立会い出産」では

味わえないんじゃないかと思います。

 

 

立会い出産でも

夫婦の絆が芽生えると

言われてたりしますが、

 

 

乱暴な言い方をすれば、

「ただ見てるだけ」

の「立会い出産」より、

「旦那も一緒になってお産に関わる

 プライベート出産」

の方が、夫婦の絆が強くなるのは

当たり前のことではないかな、

と思います。

 

 

僕のLINE@の読者さんで

僕らの出産直後の動画を見て、

こんな感想をくれた方がいます。

 

出産直後の動画を観て、

出産を経て夫婦の絆が

さらに深まったように

感じ取れました。

 

本当にまさにその通りって感じです。

 

 

僕はプライベート出産を

推奨しているわけではないです。

 

 

病院の立ち会い出産を

否定しているわけでもないです。

 

 

ただ、

 

「夫婦の絆が一番

強く結ばれるお産は何?」

 

と言われたら、

間違いなく

「プライベート出産」と答えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らのプライベート出産について

より具体的な経過を知りたい方は

僕のパートナーのじゅんこのブログを

参考にしてみてください。

 

>プライベート出産〜体験記1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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