アイシールド21にみる現代社会を生き抜くビジネス論

アイシールド21というマンガをご存知でしょうか(最近僕がハマってます。笑)。アメフトのお話なんですが、これがビジネスでも大いに参考になることが沢山あります。アメフトは「専門家」の集まりなんですね。アメフトは長所を伸ばせば伸ばすほど、それが「武器」になる。短所を改善する時間があるなら長所を伸ばす。
「短所」を100時間かけて「人並み」にするよりも、「長所」を100時間かけてさらに「磨きをかける」ほうが他者を圧倒するスキルを身につけることができる。
それがこのアイシールド21というマンガで語られています。
アイシールド21に出てくるキャラクターは次のようなものです。
- 誰も追いつけないほど足はめちゃくちゃ早いけど、キャッチングが全くできないランナー
- キャッチングはめちゃくちゃうまいけど、パスを投げるのが下手すぎるレシーバー
- 瞬発力ゼロだけど、ベンチプレス160kgをあげる巨漢
- 運動神経がまったくないけど、すべてのパスルートをそのときの状況に応じて判断できる頭脳を持ってるエリート
- 運動力はすべて並み。しかし、相手の裏をかくことには天才的な能力を発揮するトリックスター
これらのキャラクターの能力を平均化したら、きっと並みでしょう。しかし、どれかたった一つの能力が抜きん出ているんです。それらをどう掛け合わせて、そのときの状況にあったものにしていくか。それがアメフトの戦術で、僕たち個人が成果をあげるときの戦略にも全く当てはまることだと思います。
長所を伸ばす練習って楽しいですよね?
ただし短所を伸ばす練習ってとても苦しい。。
だから同じ100時間の練習をしたって、成果は変わってきます。
一方は、楽しくて積極的に能力向上につとめる
一方は、苦しくて苦しくて早く練習を終わりにしたいと思っている
そんな練習の仕方だったら、同じ時間でもあらわれる成果として違いが生じてきてもしょうがないです。だったら、短所を人並みにする時間があるなら、長所をとことん伸ばしていこう。
そして、短所の部分は仲間に補ってもらおう
それがチームプレーであり、自分自身の能力を100%発揮するために必要なマインドです。
何もかも自分一人でやる必要がありません。これがプロ野球のような世界だったら、すべてにおいてある一定以上のスキルが必要になるかもしれませんが、それは僕らがこれから行おうビジネスの世界においては違います。
ビジネスの世界では、足りない部分は補ってもらえばいいんです。
あなたが全くストレスを感じなく鼻歌まじりにできることをとことんつめていく。たとえば、あなたが人前で話をするのはとても得意だけど、それを体系的にまとめあげるのが苦手・・・というのであれば、体系的にまとめるのが得意で好きな人にまかせればいいんです。
これを全部人でやろうとすると、話してる内容はとってもためになるんだけど、何かわかりにくい・・・
という印象を相手に与えてしまいます。
そうではなく、自分が得意なことを客観的に把握し、苦手な部分は仲間に委ねる。それが、良いコンテンツを生み出す秘訣です。
そして、それを学べるのがアイシールド21というマンガです。マンガでありながらビジネスの本質も学べるこのマンガはおすすめです。僕個人が好きなキャラクターは、蛭魔妖一(ひるまよういち)です。笑 自分の能力な「並」でしかありませんが、相手の裏をかくのがとてつもなくうまい。そして、戦術の決め方(カードのきり方)がとてつもなくうまい。
それは、自分の能力が「並」であると自覚しているからできることなんですよね。蛭魔妖一には、誰も追いつけないほど足や、どんなボールでもキャッチしてしまうキャッチングセンスはありません。「並」の中でひたすらに努力、研鑽し、さらに「頭脳」を使うことによって一流プレイヤーと渡り合っていきます。
その生き方に僕はとても共感しますし、僕もそうでありたいなと。
正直、僕は「天性」の才能があるとは思っていません。どれも平均程度にはこなせますが、一方で器用貧乏でもあります。なので、その自分自身の能力を自覚し、それをどうやって使っていくか。それを蛭魔妖一というキャラクターから学びました。
ということで、このアイシールド21は個人的にはとてもお勧めのマンガなので、よかったら読んでみてください。感想もお待ちしています。笑
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